漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
50代前半の女性。
「手のひらと足の裏と首に水疱が出てきます。そしてだんだん膿むようになり、しばらくするとの膿のある場所が乾いてかさぶたになり、剝がれます。これを2年ぐらい繰り返しています。皮膚の皮がむけた時は、ひび割れて痛い時もあります。病院の皮膚科にも行きました。漢方薬で皮膚病が改善しますか?」と相談しました。
相談員の方は、よく話を聴いてくれました。そしてこの病気の原因と改善方法を話してくれました。そして早く改善するためにと言って漢方薬もお勧めしてくれました。
そのお薬を飲んで4~5日すると、まず肩こりと頭痛が改善しました。今までずっと改善しなかった肩こりと頭痛が改善したので、これなら皮膚病にも漢方薬が効くと思い一生懸命に飲み続けました。
するとだんだん水疱が出なくなり、皮むけも無くなってきました。ほぼ3ヵ月で掌蹠膿疱症は気にならなくなりました。とっても安心しました。
他の皮膚病もそうですが、掌蹠膿疱症も原因をただせば改善しにくい病気ではありません。
発症のメカニズムは、食生活の乱れ→腸内環境の悪化→腸内細菌による有用性のある生成物の減少→掌蹠膿疱症です。
養生としては、揚げ物、肉類、牛乳、乳製品、魚貝類、卵、甘いもの、コーヒー、アイスクリーム、タバコ、はなるべく控え、良い腸内環境を保ち、腸内細菌による有用性のある生成物を減少させないことが大切です。
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